在庫処分の方法は店によってさまざま
過剰在庫や回転の悪い商品を在庫処分するには、店の特性に合わせていくつかの方法があります。
アパレル系の店でよく見られるのが「980円コーナー」や「1,980円コーナー」など価格帯別に展示してお得感を演出する方法。
あらかじめ予算を決めている顧客向けには有効な処分方法といえます。
一方で、コンビニなど顧客が頻繁にレジを訪れる業種の店では、細かく価格を分けていられないので、「半額コーナー」とするケースがほとんどです。
毎週新商品が出るコンビニでは、回転を良くすることが重要なため、赤字覚悟で処分することになります。
またスーパーや量販店のように商品数が膨大な店では、価格を個別に表示せず、「レジで10%引き」と表示する方法をとるなど、各業種によって工夫はさまざまです。