DM代行する場合、名簿の漏洩を防ぐには
マーケティングにダイレクトメール(以下DM)は欠かせません。
社内の商品をターゲットに合わせて選定し、その都度DMを発送するのは大切な業務です。
マーケティングにおいてDMの効果は少なからずあり、来店理由にDMを挙げる顧客も少なくありません。
そういった事からもDM発送業務がマーケティングにおいて重要だと多くの人に認識されています。
しかし、その業務が非常大変で手間がかかっているのも現実としてあります。
時にはアルバイトなど臨時的に人員を雇いDM発送業務を行っている所もあります。
そのため、社内でDM発送業務をアウトソーシングしたいという意見が出てくる事も多いです。
それと同時にアウトソーシングした場合のリスクについても議題にあがります。
そのリスクというのが社内の顧客リストをアウトソーシングする会社にそのまま渡す事です。
個人情報保護の観点や、社内で抱える顧客のリストは会社の重要な資産です。
もしその顧客リストに対し何らかの漏洩や盗難があった場合、会社の信用が無くなりビジネスが継続できない可能性も十分に考えられます。
他の会社にアウトソーシングしてDM代行をお願いする場合、重要なのは預かった顧客の名簿をどう管理しているかをチェックする事が重要です。
顧客名簿の受け渡し方法から保管方法について詳しく確認する必要があります。
またDM作成時に起こったミスプリントの廃棄方法についても聞いてみるのも良いでしょう。
せっかくアウトソーシングしてDM代行を行ったのに、情報漏洩が起こってしまえばその後の処理などでもっと業務が増える可能性もあります。
顧客名簿の管理方法についてしっかり確認して合意をとるべきです。