PPAを利用した太陽光発電システム
昨今の異常気象には目を見張るものがあります。
以前では考えられなかったような、高い気温や集中豪雨などが数多く発生するようになりました。
このようなことの原因として言われているのが、二酸化炭素などの地球温暖化ガスの濃度が高くなったことです。
二酸化炭素は、地球温暖化ガスとしてよく知られていますが、その発生源として挙げられているのが、火力発電などで石炭や石油などを燃料として発電しているところです。
極めて大量の二酸化炭素が発生するために、その影響は様々なものにまで及んでいます。
このような状況から、政府は地球温暖化を防ぐ目的で再生可能エネルギーの固定価格買取制度を運用するようになりました。
この制度ができたことにより、多くの家庭で自宅の屋根に太陽光パネルを設置するということが出てきました。
このようにして太陽光発電の人気が広まって高くなったのですが、ある年を境にこの制度が終了することになりました。
その事から電力会社が買い取る電気料金も極めて安くなり、そのことが太陽光パネル普及の足枷となっています。
そのような状況の中において注目をされている制度に、PPAと呼ばれるものがあります。
この制度は、他社のビルの屋上などに太陽光パネルを設置して発電をし売電するというものです。
これまでの制度とは異なり電力会社などを間に挟まないところが大きな違いです。
そのことにより価格についても売電を行うが決めることが可能になります。